鹿児島在住のスポーツ記者が発信するスポーツ情報サイト

ギャラリーショッピング
12県高校新人陸上最終日
上原(鹿女子)、2種目で大会新・女子三千
濱崎(鹿南・男子百十H)、桑代(国分中央・男子円盤)も大会新

120922-3女子3000_035

120922-9男子マイル_035
 第56回県高校新人陸上大会最終日は9月22日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場であった。
 女子三千は上原美幸(鹿児島女)=写真上=が9分18秒70で大会新記録を樹立。千五百に続いて2種目目の大会新記録だった。男子百十障害では浜崎友輔(鹿児島南)が15秒32で大会新だった。桑代啓太(国分中央)は砲丸投げと円盤投げで2冠に輝き、円盤は37m84の大会新記録を樹立した。男子百は原永貴之(川薩清修館)が百と合わせて2冠。女子二百は本村優華が制し、二百は男女とも川薩清修館が制した。郡山大樹(鶴翔)は男子千五百に続いて八百も頂点に立った。千六百リレーは男子・鹿児島南=写真下=、女子・鹿児島女の伝統校が意地をみせた。
今大会の各種目3位まで(※男女混成競技は2位まで)が九州大会(10月12―14日・鹿児島)に出場する。

120922-4女子3000_035
女子三千 ①上原美幸(鹿児島女)9分18秒70=大会新 ②野添佑莉(神村学園)9分25秒02
「計画通り」のレース
上原

 「何も考えていなかった。ただ勝ちたかった」1年生・野添は、残り2周の手前で、上原の前に出た。この1年間、県内のレースでは常に先頭を走り続けていた上原が、レース中に後ろにつくのもめったにないシーンだった。
 だが上原に焦りは全くなかった。「ずっとついてこられていたので、前に出られることもあると予想はしていた」。野添の後ろにつきながら、呼吸と気持ちを整えてラストスパートへのエネルギーを蓄える。ラスト300mを過ぎたバックストレートの直線で、ギアをトップに入れて加速すると、瞬く間に野添を抜き去った。終わってみればただ1人、9分20秒を切り、大会新記録をマークした。
 連戦とケガの影響で走り自体は本調子ではないが「監督さんからは20秒台のタイムが出せればOKと言われていた。千五百の時よりも良い動きになっていた。計画通りのレースができました」と納得顔だった。

自己ベスト出せず、悔しい
野竹(鹿児島女・赤木名中卒・奄美新聞掲載)

 1年生の野竹ひなの=写真左=が5位と健闘したが10分3秒26のタイムに「自己ベスト(9分51)にも全然届いていないので悔しいです」と不満げだった。
 レースは、インターハイの同種目日本人トップの先輩・上原に神村学園の2人がつき、3人の先頭集団が引っ張った。野竹は最初の1000mまで3人の後方につく積極的な走りをみせていた。「いつも最初はついていけるけど、2000mでタイムが落ちる。そこを改善すればもっとタイムも伸びると思う」。
 全国トップクラスの先輩がチームメートにいて「目標ができて、良い練習ができている」と感じている。まだ本番のレースで上原についていくことはできないが、まずは「先輩と同じ練習メニューをこなせるだけの力をつけたい」とやるべきことを明確にしていた。

120922-8男子マイル_035
男子千六百リレー ①鹿児島南(角野、前田、村岡、川畑)3分23秒32
「笑顔が見せられる」
鹿南

 男子マイルは劇的な幕切れだった。ラストの直線で鹿南のアンカー川畑慎吾が前を行く鹿児島、松陽を交わして逆転V。川畑は何度もこぶしを突き上げ、メンバー全員で喜びを爆発させた。
 序盤から先頭を走るも、鹿児島、松陽、甲南の2位集団もピタリと追走していた。三走で2人にかわされ3位に後退。アンカー川畑は胸に湧き起こる様々な想いを爆発させて、逆転へのエネルギーに変えた。
 個人としても今大会調子が上がらず、得意の四百が3位、二百も2位で優勝できなかった。マイルは鹿南の伝統種目だったが、昨年の新人戦は鹿児島商に、今年の県総体は鹿児島玉龍にタイトルを奪われた。8月のインターハイでは「自分があと1人抜いておけば準決勝に進めていた」(川畑)予選落ちだった。
 濱元良介監督は「きのうの予選から動きは良くなっていたので、どんな展開でも冷静にレースをすればやってくれると思っていた」。最後の直線まで目の離せない展開だったが「死に物狂いだった」川畑が意地をみせた。「これでようやく先輩たちに笑顔がみせられます」と感極まっていた。

※フェイスブックでマイルリレーのフォトアルバムがお楽しみ頂けます。

120922-5女子200_035
女子二百 ①本村優華(川薩清修館)25秒06 ②山口美里(鹿児島女)25秒36 ③大漉真衣(川薩清修館)25秒55
復調の手ごたえ
本村

 本村がシーズンベストの25秒06で2連覇し、復調への手ごたえをつかんだ。
 今季は開幕戦となる4月の県記録会で左のハムストリングスを肉離れ。以来「治ったかと思って、走ったらまた故障する」悪循環を繰り返した。県総体は得意の二百は走れず、百で南九州には進めたものの、決勝にも残れずインターハイ出場を逃した。シーズン後半を迎えたこの1カ月でようやく復調したが、「まだレースの感覚が戻っていない」状態だった。
 新人戦は、まだスタートダッシュ(SD)に不安が残る百を回避して、四百とマイルリレーにエントリー。初挑戦の四百で頂点をとり、気持ちも乗った。二百のレース自体、今季は8月の九州選手権に続いて2回目だったが、昨年の大会で出した24秒94の大会記録に迫る記録を出した。「SDの感覚もようやく戻ってきました」と安堵の表情を浮かべていた。

120922-1女子800_035
女子八百 ①前之原瑠衣(神村学園)2分17秒01 ②飛松春香(同)2分17秒05

120922-2男子800_035
男子八百 ①郡山大樹(鶴翔)1分57秒22 ②山口広祐(出水中央)1分57秒50

120922-6男子200_035
男子二百 ①原永貴之(川薩清修館)22秒38 ②川畑慎吾(鹿南)22秒55 ③藤﨑泰貴(甲南)22秒62

120922-7女子マイル_035
女子千六百リレー ①鹿児島女(倉岡、山口、渡口、内村)4分1秒31

スポンサーサイト

テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/769-9a463bd7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック