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奄美春秋(9月27日付)
奄美新聞
※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

「報道ステーション」でドイツの脱原発事情を見た。ドイツは「脱原発」を国が方針として掲げたことで、新しい産業が生まれようとしている。「倫理は経済や科学技術に優先する」という言葉に感銘を受けた。ドイツの方策がすべて正しいわけではないだろうが、日本人はこの姿勢に学ぶべきだと思いった。
 漫画「美味しんぼ」で、いろんな宗教上の理由で食べ物に忌避が存在する人たちをもてなさなければいけないというエピソードを思い出した。肉はダメ、魚介類はダメ、お酒はダメ…厳しい制約の中で全員に満足いく食事を提供しなければならない。そのとき主人公・山岡士郎たちが選んだのが日本の「精進料理」だった。「制約があったことで私たちは料理の原点である『創造力』を発展させる原動力になった」そんなセリフが頭に残っている。
 本当の意味での「脱原発」社会を実現するのもそういうことではないか。「原発利権」という言葉もあるように、日本社会は原発や大電力会社に依存しなければ、成り立たない社会を許容してきた。しかし、そのつけが回ってきたのが今度の東日本大震災と福島の事故である。ひとたび事故を起こせば、その「経済損失」は計り知れず、地球と人類に甚大なダメージを与えてしまう。
 逆に言えば今が大きなチャンスでもある。厳しい制約や現実があるから、人は知恵を働かせそれを乗り越えようとする。その英知に期待したい。
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テーマ:原子力問題 - ジャンル:ニュース

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