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第30回全九州高校新人陸上第1日
久保田(種子島中央)が大会新V・男子五千競歩
上原(鹿児島女)、女子千五百を制す

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 第30回全九州高校新人陸上大会第1日は10月12日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場であった。
 鹿児島勢では男子五千競歩で久保田哲哉(種子島中央)=写真上=が21分56秒05の大会新記録で優勝した。女子千五百=写真下=では上原美幸(鹿児島女)が制し、3位に飛松春香、4位に前之原瑠依の神村学園勢が入るなど、上位に食い込んだ。このほか、男子棒高跳びの浜崎友輔(鹿児島南)、男子四百の翁玲央乃(伊集院)、女子五千競歩の横山ひろり(国分中央)が2位と好成績を残した。
 第2日は13日、同会場である。
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男子五千競歩 ①久保田哲哉(種子島中央)21秒56秒05=大会新
「しんどいレースでした」と苦笑
久保田

 県大会に続いて22分を切り、2位以下を大きく引き離しての九州制覇だった久保田だが「しんどいレースでした」と苦笑いが浮かんだ。
 スタートした直後に他の選手に囲まれてしまい、しばらく前に出られなかった。ほどなくして前に出ることはできたが「挽回しようと焦ってしまって、最初の1周を105秒で入る予定が100秒で入ってしまった」。最初の1000mは4分20秒と県大会と同じだったが、入りがオーバーペースだったつけがたたって、2000m以降のラップが4分26、27秒と県大会の時の4分23秒のラップを下回った。
 それでも「終始リラックスした歩きはできた」点は県大会で21分52秒02を出した時と同じようにやれた。目標に掲げた「九州優勝」を達成し、最終目標の「インターハイで全国制覇」に向けて良い手ごたえをつかめたシーズンを振り返っていた。

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女子千五百 ①上原美幸(鹿児島女)4分27秒26 ③飛松春香(神村学園)4分30秒49 ④前之原瑠依(同)4分30秒59
「久しぶり」の優勝・上原

 上原はこの千五百で「タイムは関係ない。優勝する」ことを狙っていた。狙い通りの結果を出して「久しぶりに優勝できて良かった」と笑顔が出た。
 「久しぶり」といっても、この前に「優勝」したのは9月22日の県新人の三千以来だからまだ3週間も経っていない。それでも上原が優勝にこだわったのは、4日前の国体三千で優勝を目指して果敢に留学生についていき、最後に力尽きてゴール直前で数人の日本人選手に前に出られて7位に沈んだ悔しさがあるからだ。加えて昨年の九州新人の同種目で、同学年の上杉円香(大分・日本文理大付)に僅少差で負けた借りを返したい気持ちも「結果」にこだわった理由だ。
 レースは「予定通り」にいけた。スタートから碓井(長崎・諫早)が引っ張ったが、1000mまでは自重し、ラスト500mで前に出る。国体の疲れなど関係ない。タイムを抜きに勝負にこだわる姿に「女王の意地」を感じた。

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男子棒高跳び ②浜崎友輔(鹿児島南)4m60
「楽しんで跳べた」浜崎

 男子棒高跳びは、4m60を跳んだ浜崎と初村(福岡第一)の2人によるジャンプオフの決定戦に。2位に終わった浜崎だったが「自己ベストを大幅に上回ることができた。楽しんで跳ぶことができました」と納得顔だった。
 4m20からスタートし、10㌢ずつバーを上げていき、これまでのベストの4m40、ベスト更新となる50も1発でクリアした。「助走が延び、その分、硬いポールを使えるようになった」成果を出すことができた。4m60は2本失敗したが「跳ぼうというよりも、応援してくれる人たちの顔を見て、楽しんで競技をしようと思った」3本目でクリアした。
4m65から始まったジャンプオフは「勝ちにこだわった」が午前11時から始まった試技は、すでに2時間半を超え、体力、気力が限界に来ていた。勝負となった4m50を初村が楽々飛び越えたのに対し、浜崎はバーに身体をもっていくこともできなかった。「最後はバテバテでした」と苦笑い。

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男子四百 ②翁玲央乃(伊集院)49秒16
納得の走り・翁

 県大会のランキング1位だった翁は、ライバルの松尾(東福岡)に1秒差をつけられての2位に終わったが「前半突っ込み過ぎず、予選で悪かったところを修正できた。良い走りはできた」と納得の表情で振り返った。
 前半オーバーペースで後半崩れてしまう「悪い癖」が予選で出た。決勝では序盤を抑え目にしてバックストレートでうまく加速し、第3コーナーでは外側のレーンを走る松尾を捕えた。「いけると思った」(翁)が松尾はそこからもう1段ギアを上げ、ライバルの追走を許さず、ただ1人48秒台前半と圧勝のレースだった。
 過去29回の大会を振り返った時、鹿児島の選手で男子四百の覇者がいなかった。そのことに昨年気づいて「今年は九州優勝」を狙っていたが「松尾君は別格でした」と苦笑する。それでも、今季の締めくくりのレースとしては「悪くない走りだった」。今季は南九州優勝、インターハイ出場と着実にステップアップはしたが、まだまだ全国では通用しないとも痛感した。「来年のインターハイ入賞」のためにハードな冬季を過ごす覚悟を固めていた。

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女子五千競歩 ②横山ひろり(国分中央)26分3秒72

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女子やり投げ ③納稚乃(大島)41m94
九州3位も納得いかず「フォームがバラバラ」
納(大島・奄美新聞掲載)

 鹿児島覇者として臨んだ九州大会で3位と好成績を残した納稚乃(大島)だったが「フォームがバラバラ。自己ベストにも届かなかった」と納得いかない様子だ。
 1投目で41m94とまずまずの記録を出して、「行けそうな手応え」は感じた。だが一方で「九州大会という舞台に焦り」も覚え、2投目以降の記録が伸びなかった。台風の影響や、本番前に体調を崩して練習不足だったこともあって「助走でうまく乗れず、フォームも手応えがなかった」。
 確かにスピード感がなく、リリースの瞬間に身体が開き気味な印象を受けた。6回の試技のうちファールは1度もなく、5回は40m台の記録を残している。一番悪い記録でも39m74だから、アベレージで40m台を出せる安定感は出てきた。だが、当人は「6月の県総体で自己ベスト(42m24)を出して以来、一度も更新できなかった」ことの悔しさの方が大きい。「冬季で頑張って、来年は県高校記録(46m00)を出せるようになりたい」と来季への意気込みを語っていた。

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女子百障害 ③大村美香(鹿児島南)14秒89 ⑥内之倉由美(甲南)15秒26

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男子走り幅跳び ③松田敬佑(鹿児島)7m09

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女子走り高跳び ⑥牧野奏子(甲南)1m58

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男子千五百 ⑥郡山大樹(鶴翔)3分59秒04

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男子ハンマー投げ ⑥井尻啓太(隼人工)48m63

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女子四百リレー ⑤甲南(大瀬、丸山、内之倉、馬場)48秒10 ⑥鹿児島女(井上、山口、渡口、内村)48秒26

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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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