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第30回全九州高校新人陸上第2日
郡山(鶴翔)が逆転V・男子八百
内之倉、丸山(甲南)が上位入賞・女子走り幅跳び

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 第30回全九州高校新人陸上大会第2日は10月13日、鹿児島市の県立鴨池陸上競技場であった。
 男子八百では郡山大樹(鶴翔)=写真上=がラスト50mで前に出て逆転優勝。女子同の高木結加(同)=写真中=も同じようなレース運びで2位と健闘した。女子走り幅跳びでは内之倉由美、丸山知夏=写真下=の甲南勢が2、3位と上位に食い込んだ。男子四百障害の松下凌(鹿児島)も2位だった。
 最終日は14日、同会場である。
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男子八百 ①郡山大樹(鶴翔)1分54秒93
女子八百 ②高木結加(鶴翔)2分13秒53 ④前之原瑠依(神村学園)2分14秒60
「経験」が身についた・郡山、高木

 男女八百では、鶴翔の郡山と高木、どちらもラスト50mでの逆転という同じようなレース運びの自己ベスト記録で、郡山が優勝、高木が2位と好成績を残した。東村光弘監督は「インターハイなど今季いろいろなレースを経験して学んだことが身についてきた」と頑張りを称えていた。
 本来なら前半から引っ張るレースが得意な郡山だが、他の強豪選手の飛び出しが想像以上に速く、オープンレーンになった直後は最下位争いと出遅れた。1周目は5、6番手だったが、慌てなかった。後半の強さには自信を持っていたからだ。ラスト200mから「ギア」を徐々に上げていく。ラスト50mまでに前をいく選手を全て抜き去り会心のガッツポーズが出た。ラストの強さを身に着けようと思ったのは7月の県選手権で山下拓海(鹿児島商)にこの逆のパターンで負けたからだ。「ヘトヘトになった状態からでのダッシュ」(郡山)など「乳酸がたまった状態でも走れる」(東村監督)練習を積んだ成果を発揮した。
 高木も1周目は下位争いだったが「予選の時よりも動けていたので焦りはなかった」。トップとはかなり差があったが「トップは意識せず、落ちてくる選手を1人ずつ拾っていこう」と落ち着いていた。1周目よりも動きの質が上がり、気がつけばラスト50mで2位争い。0・1秒差で競り勝った。元々ラストスパートに自信を持っており、昨年は千五百で上原美幸(鹿児島女)に勝ったこともある。今季はインターハイ出場も果たしたが、本来のラストの粘りを生かしたレースができず、「全国の壁」も痛感した。「シーズンの最後で、自分の中では一番良い走りができました」と喜んでいた。

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女子走り幅跳び ②内之倉由美(甲南)5m67 丸山知夏(同)5m55
「きつい練習がしたい」内之倉

 1年生の内之倉が2位。記録は自己ベスト(5m80)に及ばなかったが「楽しんで跳ぶことはできた」と振り返った。
 少年B百障害で5位入賞した国体から1週間足らず。疲労も抜けきらない中で、助走を「スピードに乗ってガツガツ行くのではなく、リズムでポーンと行く」やり方に変えた。1回目で5m67とまずまずの記録を残して行けそうな手応えはあったが、2回目以降は記録が伸びなかった。「新しい助走の感じで、来週の日本ユースを頑張りたい」と目標を切り替えていた。
 1年夏の県総体から南九州、インターハイ、国体と連戦続き。幅跳びとハードルの両専門種目に加え、夏までは四継、マイルとリレーもフル出場だった。「前半は良かったけど、後半失速した」とシーズンを振り返る。思うような結果を残せなかったシーズンだが、「悪い方がかえって良いかも」と前向きに考えている。夏場以降は大会続きで何よりじっくり練習ができなかった。「冬場は今の何倍もきつい練習をこなしてレベルアップしたいです」とやる気をみなぎらせていた。

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男子四百障害 ②松下凌(鹿児島)54秒34 ④有田英憲(松陽)54秒64
四百の雪辱を晴らす・松下

 松下は自己ベスト記録を大幅に縮めて準優勝。「54秒台前半の記録が出るとは思わなかった。自分らしいレースができた」と喜んだ。
 前日の四百では自己ベストより1秒近く遅いタイムで予選落ち。得意の四百障害でも予選は思うような走りができず、予選記録リストで6位と振るわなかった。決勝のレーンは外側の第7レーン。「他の選手が見えない分、自分の走りに集中して思い切りいけた」。持ち味である前半から積極的に飛ばして、後半粘る走りで初の54秒台の自己ベストを出した。「シーズンの最後に良い走りができて、来年のシーズンにつながる」と自信をのぞかせていた。

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女子百 ③大漉真衣(川薩清修館)12秒37 ⑥山口美里(鹿児島女)12秒52
インターハイ決勝の再現

 女子百決勝のレースは豪華な顔ぶれがそろった。8月のインターハイ百、二百2冠の野林(熊本・九州学院)、百2位の緒賀(大分舞鶴)、同7位の大漉。インターハイ百決勝を争った8人のうち3人による再戦となった。向かい風1・6mと条件に恵まれず、優勝記録は野林の12秒10と平凡なタイムに終わったが、来年のインターハイでも注目の的になる選手たちの力走は見応えがあった。
 予選は風に恵まれていたこともあって野林が11秒85(+1・6m)、大漉が12秒03(+1・7m)と好記録が出た。大漉は「スタートの1歩目が出遅れた」が自己ベストに0・01秒迫る好記録に、決勝のレースが楽しみだった。風が向かっているのは分かったので「記録よりも勝負」(大漉)に出たが、予選では12秒26で第2組4位と振るわなかった緒賀が調子を上げ、0・03秒差で惜敗。「あとちょっとの差がなかなか届かないです」と親指と人差し指で「ちょっとの差」を作って苦笑いした。
 今季はインターハイで記録を一気に縮めて、全国の上位に躍り出た。「こんなに自分の記録が伸びるとは思わなかった」と自身の成長を驚くも、充実したシーズンだったことを振り返る。残すは次週の日本ユース。できればここでまだ出したことがない11秒を出し「ここが終わりじゃない。来年に向けて」力を蓄えるべく、冬季のトレーニングに更なるレベルアップを目指すつもりだ。

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男子五千決勝 ⑦坂本大志(鶴翔)14分46秒34

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自己ベストも「決勝に上がらなきゃ意味がない」
原永(奄美新聞掲載)

 男子百予選第3組に登場した原永貴之(川薩清修館・赤木名中卒)は10秒88の自己ベスト記録を出すも、第3組5位で決勝進出ならず。「決勝に上がらなきゃ意味がない」と悔しがった。課題のスタートで浮き上がってしまう癖も出ず、スムーズなスタートが切れたが「スタートが良すぎた分、早く前にいかなきゃと焦ってしまった」。2mの追い風という絶好の条件だったが、逆に中間走から後半の持ち味を生かせなかった。「もう少し前半を我慢できれば」と原永。得意の二百に雪辱を期す。


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テーマ:陸上競技 - ジャンル:スポーツ

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