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12ウインターカップ県予選
川内V2、鹿純心V3、「本命」が制す
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 第43回全国高校選抜優勝バスケットボール大会(ウインターカップ)鹿児島県予選は10月13-15日の3日間、鹿児島市の県体育館などであった。
 男子は川内が2年連続11回目、女子は鹿児島純心が3年連続4回目、どちらも優勝候補の筆頭に挙げられたチームが制して、ウインターカップへの切符を手にした。
 男女とも優勝チームが全国大会(12月23-29日・広島)に出場する。なお大会の模様は11月3日の午前10時からKTSテレビで放送される。


◇男子決勝
川内 98-75 加治木工
(22-25、19-13、26-11、31-26)
◇女子決勝
鹿児島純心 91-84 鹿児島女
(21-17、22-20、25-17、23-30)


※詳しい熱戦フォトグラフがフェイスブックでもお楽しみいただけます。
驚異の3ポイント11本
川内

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 川内がチーム力の違いをみせ、全試合に大差をつけてウインターカップを勝ち取った。
 決勝の相手は加治木工。準決勝の鹿児島工戦を残り1分で逆転勝ちし、勢いに乗っていた。ディフェンスでは3-2のゾーンを敷き、徹底して中を固めた。外のシュートは打たせて構わない。インサイドだけは徹底してマークし、川内のリズムを狂わしてロースコアの接戦に持ち込む作戦に出た。狙いがピタリと当たり、序盤は加工のペースで試合が進む。
 「中」を固められたなら「外」から射抜けばいい。「言うは易く行うは難し」だが、今年の川内にはそれができるタレントがいる。加治木工との決勝戦で威力を発揮したのは、3ポイントだ。98得点中半数近い45点を3ポイントで挙げている。中でもエース土器手啓詞=写真=は11本35得点の活躍で勝利に貢献した。
 第2ピリオドから、川内はディフェンスをゾーンからマンツーマンに切り替え、エース中丸にフェイスガードでマークをつけて攻撃の芽を摘み、徐々に流れを引き戻していった。この試合「打てば入った」土器手の3ポイントで同点に追いつき、須留原のシュートで勝ち越してからは、引き離しかけたが、第3ピリオドで再び加工も粘り、開始6分で1ゴール差まで詰られる。「ここを踏ん張れたら一気に流れを持って行ける」と集中していた土器手はここから第3ピリオド終了までに4本の3ポイントを沈めた。この時間帯に足が止まった相手に1ゴールも許さず一気に引き離した。
 県総体の頃は、チームプレーに徹し良い意味で目立たなかった土器手が、この日は良い意味で目立っていた。個人プレーに走ったからではない。インサイドを頑張る鎌迫やスピードのある須留原ら1、2年生が成長し、何より「尚樹(田中)が良いパスをくれるから」自分の仕事である3ポイントに安心して集中できたからだ。
 「新人戦、4県対抗と思うような結果を残せなかったもやもやもあったのでしょう」と田中俊一監督。昨年の土器手、田中尚、村野とウインターカップベスト16の経験メンバーを残し、今年の優勝候補最右翼と言われた川内だったが、新人戦、4県対抗予選は勝てなかった。県総体で雪辱し、全国への切符を手にしたが、インターハイでは初戦敗退。3人の3年生を中心に全国での勝利を目指して高いモチベーションで臨んだ今大会だった。「1、2年生が成長し、チーム力が上がっている。全国では一戦一戦に集中していきたい」と田中監督は意気込みを語っていた。

慌てず仕事をやり切る
鹿純心

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 鹿児島純心は新人戦、県総体に続く県のビッグタイトルを取った。小園裕之監督は「新チームが始まった頃、このチームが頂点をとることがイメージできなかった。よく頑張った」と選手たちの成長を称えていた。
 タレントぞろいだった前チームに比べると個々の能力はもう一つのチーム。長身選手や抜群の運動能力を誇る選手がいるわけではない。このチームにあったのは「頑張り屋が多いこと」(小園監督)ともう一つは「追われてバタバタ慌てるような時間帯でも落ち着いて自分の仕事ができる」ことだった。
 鹿児島女との決勝戦は、リバウンドなどセンターポジションの争いで優位に立てず、接戦に持ち込まれ、準決勝で神村学園を圧倒したようなスピーディーな展開に持ち込めなかったが、「頑張り屋」たちは慌てなかった。例えば第2ピリオドは、鹿女子の果敢なプレスでファールをもらいフリースローの機会が多かったが、1本のミスもなく決めきった。このピリオド22点中12点がフリースローによる得点である。中でもドライブやリバウンドなど、インサイドの強いプレーで勝利に貢献した中山好美=写真=はこの試合10本中9本と高い成功率を誇った。県総体の神村学園戦では、徹底マークされインサイドで仕事ができなかった上に、フリースローが決まらずチームに迷惑をかけた悔しさがあった。日頃の練習では「プレッシャーのかかる場面をイメージしながらフリースローの練習を何本も繰り返した」という。その成果を発揮したが「1本落としてしまったのが悔しいですね」と苦笑する。
 2年生の大原は大黒柱・新保宏奈主将に代わってスタメンでゲームメークを任せられるほどの力をつけた。得点力のある上宮田、スピードでかき回す迫…スター選手はいないが、自分に与えられた仕事を慌てずにこなせるタフさのある選手に成長し「みんなが思い切ったプレーを最後までできるようになった」(新保主将)ことが、ライバルたちの挑戦を退ける原動力になった。


【熱戦フォトグラフ】
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テーマ:バスケットボール(日本) - ジャンル:スポーツ

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