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第2回鹿児島県生物多様性懇談会(奄美新聞掲載)
自然遺産登録、豊かな地域づくりにどうつなげるかを議論
県生物多様性懇談会

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 第2回鹿児島県生物多様性懇談会(小野寺浩・鹿児島大客員教授)が10月18日、鹿児島市の県庁であった。県内の生物多様性保全と持続可能な利用に関する理念や行動などを内容とする「生物多様性かごしま県戦略(仮称)」を策定するために、有識者からの意見を聴く。第2回の会合では鹿児島の生物多様性や、世界自然遺産登録を目指す奄美が「登録はあくまで手段。そのことで奄美がどうやって豊かな地域社会を築いていくか」(小野寺教授)などについて9人の委員が活発に議論した。

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 東京大の鷲谷いづみ教授(農学生命科学)は奄美の自然について「人と自然の深い心身の結びつきがある」と指摘。大潮の潮が引いた後で魚を獲っていることなどを例に挙げ、「人間の活動が自然の保全とうまく調和している」と話した。一方で鹿児島大の米田健教授(農学部)は「希少種の個体数減少が著しい」と指摘。高度成長期に森林伐採が進んだことなどが主な原因で、保護施策の急務を訴えた。
 県では来年1月に暫定リストを提出し、2016年の奄美・琉球諸島の世界自然遺産登録を目指す。鹿児島国際大のジェフリー・アイリッシュ准教授(経済学部)は「そもそも、世界自然遺産に登録することが奄美の人々のためになることなのか」と問題提起。鹿児島環境学研究会の岡野隆宏氏は「地域の人がその価値を再認識するきっかけになる。観光客の増加など経済の活性化につながる面があるのでは」などのメリットを挙げていた。
 第3回懇談会は12月25日に奄美市での開催を予定している。
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テーマ:奄美大島の写真と自然の話 - ジャンル:地域情報

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