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第131回九州地区高校野球大会第4日
尚志館、4強へ
長崎日大に逆転勝ち


 第131回九州地区高校野球大会第4日は10月30日、長崎市のビッグNスタジアム、市営かきどまり球場で準々決勝4試合があった。鹿児島勢は尚志館が長崎日大と対戦。三回までに2点を先取されるも四回に一挙4点を挙げて逆転し、五、八回にも追加点を挙げ、投げてはエース吉國が四回以降追加点を許さず、守備も無失策で守り抜いた。
 31日は休養日。第5日は11月1日、ビッグNスタジアムで準決勝2試合がある。尚志館は濟々黌(熊本)と対戦する。


◇準々決勝
尚志館  000 410 010=6
長崎日大 011 000 000=2

「修正能力」の成長、4強の扉開く
尚志館


 尚志館にとって歴史的な4強入りの扉を開いたのは「修正能力の成長」(鮎川隆徳監督)だった。初戦で6失策喫した守備が、この日は無失策で守り切ったことが、大きなヤマ場を乗り越える原動力になった。
 序盤はエース吉國のボールが高めに上ずり、二、三回とタイムリーを浴びて先手を取られた。四回には3番・竹山が足を生かして内野安打で出塁し、一死満塁と好機を作ると、7番・松浦彦からの4連打で逆転に成功。いずれも長打ではなく、単打やポテンヒットだったが「初戦同様、つなぐ打撃ができた」(鮎川監督)。
 六回裏の守備が大きなターニングポイントになった。振り逃げ、四球で無死一二塁、点差は3点。ここをものにされたら一気に流れが相手に傾きかねない。絶体絶命の場面で、送りバントの小フライを一塁手・今吉がダイビングキャッチ、一塁に素早く転送して併殺。更には、アウトカウントを勘違いして帰塁していなかった二走もアウトにして、トリプルプレーを成立させた。県大会準決勝の神村学園戦を彷彿させるような、神がかり的な好守のシーンだった。
 三塁手・別府は、初戦で失点につながるエラーをした。鮎川監督は3人の三塁手候補に特守をして、守備を変えることも考えたが「上級生の頑張り」に期待して別府を起用。相手のセーフティーバントにもしっかり対応して確実に一塁でアウトに取るなど、与えられた役割をこなした。9番打者で2打点挙げ打でも良い仕事をした。捕手・松浦彦が盗塁を2つ刺して、相手の機動力を封じたのも大きかった。
 4強入りで、九州に4校枠のある来春のセンバツ甲子園へ大きく前進したが、まだ油断はできない。次の相手は夏の選手権でも活躍した好投手・大竹を擁する濟々黌(熊本)だ。鮎川監督は「次の試合が本当に大事になってくる。今までのように簡単に点は取れないだろう。きっちりとした野球をやりたい」とかぶとの緒を引き締めていた。

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テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

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