FC2ブログ
NPO法人スポーツかごしま新聞社オフィシャルサイト

ギャラリーショッピング
第131回九州地区高校野球大会第5日
尚志館、決勝ならず
済々黌にコールド負け

121101尚志館_035

121101尚志館今吉_035
【準決勝・尚志館―済々黌】3回表尚志館二死一塁、4番・今吉が中前打を放ち、好機を広げる

 第131回九州地区高校野球大会第5日は11月1日、長崎市のビッグNスタジアムで準決勝2試合があった。鹿児島勢は尚志館が済々黌(熊本)と対戦したが、0―8の七回コールド負けで決勝進出は果たせなかった。
 序盤から再三好機を作りながらもタイムリーが出ず。逆に相手には好機を着実にものにされて劣勢の展開を強いられた。六回表は一死満塁のチャンスを生かせず、その裏ミスも絡んで打者10人のそつない攻めで5点を失った。七回も三者凡退で打ち取られ、一矢報いられなかった。
 最終日は2日、同球場で沖縄尚学―済々黌の決勝がある。

◇準決勝
尚志館 000 000 0=0
済々黌 011 015 ×=8
※7回コールド
(尚)吉國―松浦英彦
(済)大竹―安藤
・三塁打 岡(済) ・試合時間 1時間31分

「全国レベル」との差、痛感
新たなる「逆襲」の糧に
尚志館

121101-13尚志館バッテリー_035
 県予選から続く快進撃で九州4強入りを果たした尚志館の前に、夏の甲子園出場校・済々黌が大きく立ちはだかった。無念の七回コールド負けに鮎川隆徳監督は「全国レベルにあるチームとの差が出てしまった」と悔しがった。
 チャンスがなかったわけではない。序盤から毎回のように走者が塁上をにぎわした。好投手・大竹からヒットも8本打っている。ただ「チャンスでタイムリーが出たか、出なかったかの差」(新原晃太主将)が大きかった。六回の攻防が象徴的だ。尚志館は、先に一死満塁と起死回生のチャンスをつかみながら、連続三振で生かせず。逆に相手はこちらのミスや四球でたまった走者を、きっちりタイムリーで返し、4安打で5点を奪った。
 「大竹君の方が何倍も制球が良くて、緩急のつけ方もうまかった」
 エース吉國拓哉は目頭を熱くさせて、完敗のマウンドを認めざるを得なかった。お互い同じようにピンチを背負いながらも、大竹はここぞという場面で全くスキをみせなかった。80㌔台のスローボールをみせたかと思えば、130㌔台半ばの直球でズバリ厳しいコースを突く。直球で押したかと思えば、120㌔台のキレのあるスライダーでバットの芯を外す。尚志館の「つなぐ打線」をクレバーな投球で分断した。「投手はここぞという場面で、自分の自信を持っているボールを投げられること、打者はそのボールを打ち返す力をつけること。その力がなければ、このレベルのチームに勝てない」(鮎川監督)ことを痛感させられた。

 この秋、チームのキーワードは「逆襲」だった。部内の不祥事で、8月の1カ月間対外試合ができなかった悔しさを県大会で晴らし、ノーシードから準優勝を勝ち取った。「もう『逆襲』はいいんじゃないか?」と指揮官の問いにも、ナインは「逆襲」にこだわった。県大会決勝で鹿児島情報に負けた逆襲の想いも、九州を勝ち上がるバネになった。センバツの切符が届くかどうか、選考委員の判断にゆだねるしかないが、ナインにとっては新たなる「逆襲」の糧ができたことは間違いない。
 「甲子園で済々黌にリベンジできるだけの野球を身につけたい」
 エースの涙がナインの想いを代弁していた。


【熱戦フォトグラフ】
121101-1尚志館・中村_035

121101-3尚志館バッテリー_035

121101-5尚志館・吉國_035

121101-8尚志館円陣_035

121101-14済々黌・大竹_035
スポンサーサイト



テーマ:高校野球 - ジャンル:スポーツ

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/811-0d4bf9c4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック