鹿児島在住のスポーツ記者が発信するスポーツ情報サイト

ギャラリーショッピング
奄美春秋
奄美新聞
※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。

 先月、鹿児島大法文学部の木村朗教授が主宰する平和問題ゼミナールに参加した。「戦後日本の対米従属外交について」というテーマで同大の吉田健一准教授が講話した。
 戦後、自民党政権のもとで、高度経済成長を遂げたが、その頃の石橋湛山、岸信介、田中角栄らは、アメリカに従いながらも、一方で無理な要求は毅然として跳ね返し、外交追従・経済自立の道を模索していた。小泉純一郎が打ち出した新自由主義が格差社会を生み、現在はポピュリズムと安易なナショナリズムが一緒になって、左派や健全な保守がいなくなり、保守政界は「親米保守」一辺倒の右傾化が著しい。その象徴が先の自民党の大勝であり、安倍晋三や石原慎太郎、橋下徹に代表されるような一見強気なリーダーがもてはやされるようになる。
 ここ数年、もやもやしたことが整理できた。3年4カ月前、民主党による政権交代が実現したが、その「失政」が「反動」になって、右傾化の波が押し寄せている。
 気になるのは、日本や郷土の良さを見直そうと主張することと、中国や韓国を蔑視する主張が同一に語られることだ。明治以降、国家主義が台頭し、侵略戦争へと突き進んだ時代を想起させる。本当に国を愛し、誇りに思う気持ちがあるなら、他国の人も同じように考えている人がいることを理解し、分かり合う道を模索する英知を持ちたい。
スポンサーサイト

テーマ:大衆迎合政治(ポピュリズム) - ジャンル:政治・経済

コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://spokago.blog68.fc2.com/tb.php/873-be8d24f5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック