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県高校新人サッカー大会第4日(奄美新聞掲載)
沖永良部、8強で散る
大塚(鹿城西・知名中卒)がゴール

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 第34回県高校新人サッカー大会第4日は1月24日、南さつま市の桷志田サッカー場で準々決勝4試合があった。奄美勢では、初の8強進出を果たした沖永良部が第1シードの鹿児島城西と対戦。序盤は鹿城西の猛攻をしのいでいたが、前半28分に先制点を許すと、0―6で完封負けし、ベスト4進出は果たせなかった。なお鹿城西の1年生・大塚健太郎(知名中卒)=写真下=は前半31分に2点目のゴールを挙げるなど活躍した。
 第5日は25日、同会場で準決勝2試合がある。

◇準々決勝
鹿児島城西 6-0 沖永良部
(2-0、4-0)
・得点者【鹿】加治佐(補・興)大塚(補・加治佐、濵上)向高(補・吉田、濵上)濵上(補・吉田)家村(補・吉田)福丸(補・中村)


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「自信」という名の「収穫」
沖永良部

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 沖永良部は県大会初の8強入りを果たした。準々決勝では王者・鹿児島城西を相手に0―6で完敗だったが、林健太郎監督は「こんな舞台で鹿城西とやれただけでも大きな『収穫』」と振り返った。
 チームの持ち味は「粘り強さ」(関口幸一主将)。粘り強く相手にプレッシャーをかけて、粘り強く走ってゴールを狙う。4回戦の尚志館戦では、持ち味を存分に発揮して0―0で延長戦に突入。延長後半に1年生・池野がもらったPKのチャンスを、関口主将が落ち着いて決めて、初の8強への扉を開いた。
 準々決勝では「出場69チーム中の8に残れた自信を持って、持っているものを出し切ろう」(林監督)と王者に挑んだ。相手は、正月の全国高校選手権の代表校であり、全国を経験した選手を多数擁する。個々の実力もチームの完成度も明らかに上のチームだが「気持ちで引かない」(林監督)真っ向勝負を挑んだ。
 彼我の実力差はいかんともしがたく、前半28分までは関口、赤山、永山、武の4バックとGK清島の奮闘で何とか無失点でしのいだが、先制点を許すと怒涛のゴールラッシュを浴びた。「プレスをかけても簡単にはがされてしまった」と関口主将は悔しがる。それでも、スキがあれば攻める気持ちは最後まで持ち続け、後半34分に池野がこの試合、チームで唯一のシュートを放った。ボールはクロスバーを越えるも、「得点になりそうな雰囲気」にベンチも応援席も沸いた。「もっと島で力をつけて、県総体では鹿城西とも互角に戦えるチームになりたい」(関口主将)。
 部員21人は、林監督の自宅のジャガイモ畑の収穫を手伝い、Tシャツ販売などをして遠征費を稼ぐ。大型連休や夏休みには、沖縄遠征を組んで力をつけてきた。8強入りしたことで、4月にある鹿児島・宮崎の強豪チームが名を連ねるサッカーフェスタの出場権を得た。「またジャガイモを作って遠征費を稼がないと」と林監督。ジャガイモ以上に大きな「収穫」のあった大会を振り返っていた。

「成長した姿、見せたい」
鹿城西・大塚

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 鹿児島城西の1年生・大塚健太郎(知名中卒)が、「故郷」を相手に1ゴールを挙げ、攻撃の要として獅子奮迅の働きぶりだった。
 沖永良部の選手とはかつてのチームメートだったり、切磋琢磨したライバルだったり、ほとんどが顔見知り。「最初はやりにくさを感じた」が「成長した姿を見せたい」と本気でぶつかった。前半31分には、ゴール前でマークがFWに集中したスキに前に抜け出し、落ち着いてゴールを決めた。「4回戦の鹿児島工戦も同じパターンで決めていたので、その感覚が残っていた」。
 小6の時「大迫勇也選手(鹿島)の活躍を見て、鹿城西に行こうと決めていた」。171㌢、60㌔と決して大柄ではないが、ボールタッチの柔らかさ、キープ力、パスセンスに光るものがある。自在にポジションを変えながら、攻撃の起点となって味方を生かすことも、自ら得点もできる。「準決勝、決勝でも活躍して、島の人たちにも自分が成長した姿を見てもらって、応援してもらえる選手になりたい」と張り切っていた。


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テーマ:サッカー - ジャンル:スポーツ

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