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奄美春秋
奄美新聞
※管理人が奄美新聞に書いたコラムです。
 大阪の桜宮高校バスケットボール部で監督による体罰が原因で主将が自殺するという痛ましい事件があった。日頃県内のスポーツ指導現場で取材する機会が多いので、他人ごとに思えない。
 筆者が小中高校生だった80年代から90年代初頭は先生の「体罰」は日常茶飯事だった。ドラマ「スクールウオーズ」のモデルにもなった伏見工ラグビー部の山口良治さんのように、時には手も挙げる熱血指導が「美談」だった時代もあった。それが「体罰事件」として、時に新聞の社会面をにぎわすようになったのはいつのことだろうか?
 「ゆとり教育以降じゃないでしょうか?」。ある高校バスケ部監督は言う。92年に小学校で月1回の土曜休日が実施されて以降、学校の完全週5日制が実現する03年前後がその時期に当たる。92年に高3だった筆者の皮膚感覚とも一致する。
 今回の事件で「体罰是か、非か」に問題が矮小化されていることを危惧していたが「質を高めていかなければいけないきっかけにはなったと思います」と語った中学バスケ部のK先生の言葉に力づけられた。暴力的な指導が今後はできなくなる一方で、目の前にいる生徒たちを善き方向へ、どう教え導いていくのか? 重い命題をつきつけられ、もがき苦しむ中、それでも本気で子供たちに向かい合うところから、何か答えがみえてくると信じたい。
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テーマ:教育問題について考える - ジャンル:学校・教育

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